Singing bowl お鈴 2017 8 13

 「お鈴」とは、仏教の仏具のことで、
今、日本では、「お盆」の時期なので、
よく目にすると思います。
 「お鈴」を鳴らすと、
比較的長い時間、音が鳴り続けます。
 同じように、音が長く鳴り続けるものとしては、
音楽で使う「音叉」があるでしょう。
 さて、「お鈴」は、真鍮のものが多く、
外国人には、小型のスープ皿のようにも見えるかもしれません。
 実は、私が気になるのは、
「お鈴」は、音が鳴り続けることです。
 「音」は、空気の振動です。
「お鈴」を木製の棒で叩くと、「お鈴」が振動して、
その振動が空気の振動として伝わり、音として認識されます。
 長い時間、鳴り続けるということは、
長い時間、振動していることになります。
 「お鈴」の構造は、スープ皿のようなもので単純です。
成分は、真鍮なので、銅(Cu)と亜鉛(Zn)の合金です。
 このような構造と成分で、
なぜ、長い時間、振動を続けるのか。
その説明文は、「お鈴」のマニュアルにはありません。
 さて、私が気にしているのは、
青年時代に、あらゆる物質には、固有の「振動」があるということを、
書物で読んだからです。
 そうすると、その物質が持っている「固有振動」に共鳴する振動を、
遠隔から、その物質に照射すると、どうなるか。
 それは、私が少年時代か青年時代に読んだ書物の中に書いてあったことなので、
結論は忘れてしまいましたが、
「お盆」で「お鈴」を鳴らすと「共振振動」を思い出してしまいます。
 このように日常生活の中にも、身近なところにも、科学はあります。
科学する心を忘れなければ、身近なところから科学的発見があるかもしれません。
 「共振磁場」
 そんなインスピレーションが下りてきますが、
今日は蒸し暑くて、どうも考えがまとまりません。
次の機会に。











































































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